ue900s/shure系のmmcxバランスケーブルを自作してみよう!(工作編) [つくってみた]
さて、2日にわたり書くというほどのネタではないかもしれませんが、前の記事では、
ケーブルを作るための素材集め編をお送りしました。
今回はケーブルを作成する工程順にご紹介します。
1. 予備はんだ
2. mmcxとケーブルをはんだづけ。
3. ケーブルを編む
4. プラグをはんだづけ
5. もろもろ後処理
という感じです。
さて、見ていきましょう。
さてさて、まずは
1. 予備はんだ
です。予備はんだを簡単に言うと、二つの部品をくっつける前に、部品それぞれにはんだをつける作業を言います。
ここでは、ケーブルとmmcxのプラグに予備はんだを実施します。
まずはケーブル。ケーブルの先がちょっとはんだでこんもりしているのが分かるでしょうか?
これはこの前の記事で買ったはんだをはんだごてで溶かして、ちょっと載せています。
次に
mmcxプラグにも予備はんだ。
このオヤイデのプラグ、なかなかいいです。
何がいいかというと、熱し過ぎても真ん中のピンが抜けてくることはありません。
オヤイデの別の製品だったり、ほかの店で売ってるmmcxに対して熱し過ぎると真ん中のプラグがするっと抜け落ちるという事象を見ることがあり、非常に面倒なのですが、この製品だとそれはありません。
1400円も取ることはあるね!
さて、次の工程ですが
2. mmcxとケーブルをはんだづけ。
1で予備はんだした部品をくっつけます。
こんな感じで。
で、それに対してカバーをかぶせると
こんな感じになります。
これだけだと、はんだでしかくっついていないので補強します。
補強にはグルーガンを使います。
グルーガンっていうのは
これ。
ダイソーで300円で売ってるので、それでいい気がします。
ちょっとうまく作りたいのであれば、前の工具をまとめた記事のグルーガンを買えばいいと思います。
グルーガンの使い方は簡単。
コンセントに差して、グルーが溶けてきたら、
流し込む。
ただそれだけです。
そうするとこんな感じになります。
さて、次が一番楽しい工程の、編むフェーズです。
3. ケーブルを編む
ケーブルの強度を上げるために、ねじねじします。
右左に分岐した部分は2本でねじって、
こんな感じ。
分岐まで編めたら、次は4つ編みをしていきます。
四つ編みは、できれば前工具で紹介したミニ万力を使うと便利です。
こうやって、はさんでねじっていきます。
このミニ万力、テーブルに吸盤で固定できるので、すごい便利です。編むときだけじゃなくて、はんだ対象の固定もできるので、マジオススメ。
さて、楽しい編みフェーズが終わったところで、ケーブルと分岐を補強します。
ケーブルには、スミチューブっていう熱を加えると収縮するチューブをかぶせて、収縮させると綺麗に補強できます。
ヒートガンっていうドライヤーの工具版を使えば簡単にできるのですが、ケーブルの収縮であれば、私には裏技があり、お湯で収縮させます。
分岐とかも、こんなにきれいに収縮できます。
あら綺麗。
mmcxの根元とかも
あらべんり。
分岐はオヤイデとかで売ってる分岐パーツ(200円くらい)でもいいのですが、
正直これだけきれいにできればチューブで作ったほうがいい気がします。
4. プラグをはんだづけ
ここ、割と面倒です。プラグの各電極に予備はんだしてケーブルを着けていくのですが、
写真撮り忘れました。
ここ、ほんと好きになれないです。
これをやるためには、初心者は先が細いはんだ買ったほうがいいです。
これ絶対。
5. もろもろ後処理
各フェーズでやったほうがいいと思いますが、
これを使って、通電を確認しておくと、手戻りがないのでとても良いです。
mmcxとか、グルーを流し込んだ後でやっぱ接続が甘かったとかわかると最悪なので、1工程おきに確認しておきましょう。
そして、最後にPetの素材をケーブルにかぶせて、ケーブルっぽくすれば完成です。
こんな感じ。
ヨドバシカメラでDP-X1を使ってケーブルを試してみましたが、無事、バランス接続することができました。
これで完了です。
大体5000円前後の素材費で、mmcxでOCC+Agケーブルのリケーブリングができました。
多分この記事を見ている人だったら、自作してリケーブルを考えている人だと思いますので、
是非マイはんだを買って、自作ケーブルで安くすましちゃいましょう!
それではっ
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ケーブルを作るための素材集め編をお送りしました。
今回はケーブルを作成する工程順にご紹介します。
1. 予備はんだ
2. mmcxとケーブルをはんだづけ。
3. ケーブルを編む
4. プラグをはんだづけ
5. もろもろ後処理
という感じです。
さて、見ていきましょう。
さてさて、まずは
1. 予備はんだ
です。予備はんだを簡単に言うと、二つの部品をくっつける前に、部品それぞれにはんだをつける作業を言います。
ここでは、ケーブルとmmcxのプラグに予備はんだを実施します。
まずはケーブル。ケーブルの先がちょっとはんだでこんもりしているのが分かるでしょうか?
これはこの前の記事で買ったはんだをはんだごてで溶かして、ちょっと載せています。
次に
mmcxプラグにも予備はんだ。
このオヤイデのプラグ、なかなかいいです。
何がいいかというと、熱し過ぎても真ん中のピンが抜けてくることはありません。
オヤイデの別の製品だったり、ほかの店で売ってるmmcxに対して熱し過ぎると真ん中のプラグがするっと抜け落ちるという事象を見ることがあり、非常に面倒なのですが、この製品だとそれはありません。
1400円も取ることはあるね!
さて、次の工程ですが
2. mmcxとケーブルをはんだづけ。
1で予備はんだした部品をくっつけます。
こんな感じで。
で、それに対してカバーをかぶせると
こんな感じになります。
これだけだと、はんだでしかくっついていないので補強します。
補強にはグルーガンを使います。
グルーガンっていうのは
これ。
ダイソーで300円で売ってるので、それでいい気がします。
ちょっとうまく作りたいのであれば、前の工具をまとめた記事のグルーガンを買えばいいと思います。
グルーガンの使い方は簡単。
コンセントに差して、グルーが溶けてきたら、
流し込む。
ただそれだけです。
そうするとこんな感じになります。
さて、次が一番楽しい工程の、編むフェーズです。
3. ケーブルを編む
ケーブルの強度を上げるために、ねじねじします。
右左に分岐した部分は2本でねじって、
こんな感じ。
分岐まで編めたら、次は4つ編みをしていきます。
四つ編みは、できれば前工具で紹介したミニ万力を使うと便利です。
こうやって、はさんでねじっていきます。
このミニ万力、テーブルに吸盤で固定できるので、すごい便利です。編むときだけじゃなくて、はんだ対象の固定もできるので、マジオススメ。
さて、楽しい編みフェーズが終わったところで、ケーブルと分岐を補強します。
ケーブルには、スミチューブっていう熱を加えると収縮するチューブをかぶせて、収縮させると綺麗に補強できます。
ヒートガンっていうドライヤーの工具版を使えば簡単にできるのですが、ケーブルの収縮であれば、私には裏技があり、お湯で収縮させます。
分岐とかも、こんなにきれいに収縮できます。
あら綺麗。
mmcxの根元とかも
あらべんり。
分岐はオヤイデとかで売ってる分岐パーツ(200円くらい)でもいいのですが、
正直これだけきれいにできればチューブで作ったほうがいい気がします。
4. プラグをはんだづけ
ここ、割と面倒です。プラグの各電極に予備はんだしてケーブルを着けていくのですが、
写真撮り忘れました。
ここ、ほんと好きになれないです。
これをやるためには、初心者は先が細いはんだ買ったほうがいいです。
これ絶対。
5. もろもろ後処理
各フェーズでやったほうがいいと思いますが、
これを使って、通電を確認しておくと、手戻りがないのでとても良いです。
mmcxとか、グルーを流し込んだ後でやっぱ接続が甘かったとかわかると最悪なので、1工程おきに確認しておきましょう。
そして、最後にPetの素材をケーブルにかぶせて、ケーブルっぽくすれば完成です。
こんな感じ。
ヨドバシカメラでDP-X1を使ってケーブルを試してみましたが、無事、バランス接続することができました。
これで完了です。
大体5000円前後の素材費で、mmcxでOCC+Agケーブルのリケーブリングができました。
多分この記事を見ている人だったら、自作してリケーブルを考えている人だと思いますので、
是非マイはんだを買って、自作ケーブルで安くすましちゃいましょう!
それではっ
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2015-12-08 23:50
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